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次世代型ライブ手術研究会をWeb上で実現する新サービス「e-casebook LIVE」 β版をリリース

次世代型ライブ手術研究会をWeb上で実現する新サービス「e-casebook LIVE」 β版をリリース
https://www.e-casebook.com

株式会社ハート・オーガナイゼーション(本社:大阪市淀川区、代表取締役:菅原俊子)は、2019年4月26日、次世代型ライブ手術研究会を実現する新サービス「e-casebook LIVE(イーケースブック・ライブ)」β版をリリースしました。これまで、距離や時間の制約で研究会への参加が難しかった日本中・世界中の医師が、リアルタイムでライブ研究会の模様をインターネットを通じて視聴しながら議論に参加できるようになり、専門医の治療技術・経験の共有を促進します。

病院での治療の模様をリアルタイムで共有しながら、専門医どうしで議論しお互いの治療技術の向上を図るライブ研究会は、これまでも各地で開催されてきました。しかしながら、実際に研究会に参加するためには、会場まで足を運ぶ必要があり、距離や時間の都合で参加したくてもできない医師がいたのも事実です。

e-casebook LIVEは、治療の映像をインターネットでライブ配信することで、参加者の時間と距離の制約をなくします。さらに、議論をリードする座長やコメンテータもインターネット経由で参加できるようにし、登壇者にとっての制約もなくしました。これにより、テーマや症例に応じて最適な座長・コメンテータが登壇できるようになり、これまで以上に充実した議論の実現を期待できます。充実したライブ研究会の情報を、必要としているすべての専門医に届けられるようになります。

e-casebook LIVEでは、e-casebook独自の症例共有機能を活用し、ライブ研究会開催前に医用画像やスライドを使って詳細な症例情報を共有できます。参加者は対象となる症例について深く理解したうえで参加でき、ライブ映像を見ながらリアルタイムで文字によるコメントのやりとりが可能です。参加者は、文字通りライブ研究会に「参加」できるのです。これはe-casebookが取り組んできた、医師がどこにいても世界有数の名医の経験や知識を学べる環境づくりを大きく前進させるものとなります。
e-casebook LIVEは、これまでのライブ研究会が抱えていたさまざまな制約を最新のテクノロジーで解決することで次世代の研究会のあり方を実現し、医療技術のさらなる共有と発展に貢献します。

当面は、世界各地の著名な循環器専門医によるライブを無料開催することで本サービスの認知度向上と登録促進に努め、今年後半から順に整形外科、脳神経外科、消化器内科/外科へと領域を広げる予定です。
今年12月までに国内外の学会ライブを英語通訳/スクリプト付きで配信し、共催企画ライブを含む動画コンテンツが約200本に達する予定です。今年12月までに3万人の医師の登録をめざします。

【e-casebookの概要】
e-casebookは、医師による症例共有とディスカッションを通じてより良い医療を実現していくWebサービスです。症例を緻密に表現する医用画像を院内外の医師と安全にオンライン共有できる特徴を持ち、これまでも学会・研究会等で利用されてきました。今回リリースしたe-casebook LIVEは、リアルタイムでのライブ手術動画共有・ディスカッションを実現することで、従来からの取り組みを前進させるものとなります。

【オンライン研究会「e-casebook LIVE」の概要】
◆サービス名: e-casebook LIVE
◆参加費: β期間中は無料(正式版の参加費は未定)
◆サービスURL: https://www.e-casebook.com/cardiology

【株式会社ハート・オーガナイゼーションについて】
2000年に、医師向けの学会事務局受託業として大阪市で創業。数々の専門医と関わる中で、医療現場特有の課題をIT技術で解決することを目的に、2014年に医師のための症例検討プラットフォーム「e-casebook」を開始。インターネットを活用し、医師が世界中の専門医から、直接学べる仕組みをつくることで医療格差をなくすことを目指しています。

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ハート・オーガナイゼーション 広報担当:木村
〒532-0011大阪府大阪市淀川区西中島5-5-15 新大阪セントラルタワー4F
HP:https://www.heartorg.co.jp MAIL:info_contact@heartorg.co.jp