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「e-casebook(イー・ケースブック)」が「IAUD国際デザイン賞2020」銅賞を受賞
~「医師が協力することでよりよい医療をサポートできる仕組み」が高評価~
受賞結果発表:https://www.iaud.net/award/14663/
株式会社ハート・オーガナイゼーションの運営する医療技術の情報共有クラウドサービス「e-casebook(イー・ケースブック)」の新サービス「e-casebook LIVE」は、このたびIAUD国際デザイン賞2020(主催:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD))の医療・介護部門にて銅賞を受賞しました。e-casebookのもつ、世界中の専門医と知見を共有し協力することで、よりよい医療をサポートできる仕組みが高く評価されました。当社では今回の受賞を契機にe-casebookの登録者数拡大を図るとともに、医療関係者の皆様にとって価値あるサービスを推進することで、さらなる企業価値の向上に務めてまいります。
■ IAUD国際デザイン賞審査委員による評価コメント
医療専門家が治療成果を改善するために、自身の知識と経験を互いに共有するケースレビュープラットフォームです。世界中に10,000人以上の医師が登録しており、オンラインのライブ手術、講義ヴイデオ視聴、ディスカッションに活用しています。とてもすばらしいコンセプトです。利用者が医療分野に限定され、特に若い医師を対象としていますが、ユーザーからのフィードバックや日本国外での評価などを研究することで、ユニヴァーサルデザイン(UD)としての可能性も広がるでしょう。
■ 製品名称
専門医技術支援・症例検討プラットフォーム「e-casebook」
■ 製品概要
現在他の病院の専門医から学ぶ仕組みは、学会・研究会に委ねられています。この問題を解決するために作られたのが「e-casebook」で、専門医が症例を通じてお互いの知識や経験を共有できるようにすることで、よりよい治療を支援します。全世界で約1万6千人の医師が登録しており、ライブ手術や講義動画の視聴、医用画像を用いてのディスカッションなどにご利用いただいています。
■ デザイナー
株式会社ハート・オーガナイゼーション 海本高希
■ デザイナーからのコメント
UD観点での受賞は、事業内容・理念などの社会的意義を再確認できる機会になり、大変嬉しく思います。昨今の一変した社会の中、医療の世界でもWEBを使った取り組みへの重要度が増しているのをひしひしと感じます。
今回の評価を糧に「医療の格差をなくす」というミッションのもと、医療・社会に貢献していけるような取り組みを続けて参ります。この度は、本当にありがとうございました。
■IAUD国際デザイン賞とは
「ユニヴァーサルデザイン(UD)の更なる普及と実現を通して、社会の健全な発展に貢献し、人類全体の福祉向上に寄与すること」を基本理念として活動。IAUDはその活動の一環として、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いによって、生活に不便さを感じることなく、“一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を表彰する「IAUD国際デザイン賞」を実施しており、これまでに国内外の優れた活動や製品が受賞。10回目となる今年は、国内外の学識経験者やUD専門家等から構成される「IAUD国際デザイン賞2020審査委員会」により「第1次審査(書類審査)」と「第2次審査(本審査)」が厳正中立に行われた。
審査委員長:ロジャー・コールマン氏(英国王立芸術大学院名誉教授)
【会社概要】
株式会社ハート・オーガナイゼーション
設立:2004年1月
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島5-5-15 新大阪セントラルタワー4階
代表者:菅原 俊子
資本金:2億円(資本準備金含む)
事業内容:医師のための症例検討プラットフォーム「e-casebook」サービス事業
URL: https://www.heartorg.co.jp
- 2000年に、医師向けの学会事務局の受託業として大阪市で創業。数々の専門医と関わる中で、医療現場特有の課題をIT技術で解決することを目的に、2014年に医師のための症例検討プラットフォーム「e-casebook」を開始。
- 2019年4月、医療技術の情報共有ライブ配信サービス「e-casebook LIVE」スタート。サービス開始から現在まで累計視聴者数2万人を突破し、月間14本以上のオンライン研究会を基本無料で配信中。